敵は競合他社でも、大手ハウスメーカーでもない!

敵は競合他社でも、大手ハウスメーカーでもない!

よく、競合他社対策をコンサルティングなどから、薦められませんか?WEBの世界でもWEB制作会社が「ライバル会社対策をしましょう!」なんてブログを読むことがある。しかし、工務店の敵は、ライバル会社でも、大手ハウスメーカーでもないのと私は考える。本当の敵は、自社にある。それは、これから需要が低下する住宅建築市場で、独自性を生み出していない点にある。何故なら、その理由の第一は、ユーザーは変化しているのに、そのユーザーの重要に工務店は、応えていない点である。

家の前に立つ家族

年間30棟以下の受注規模の工務店の時代

ユーザーの生活志向でなく生活の価値観・住宅会社選びなど、その変化に対応していないである。これからの工務店は、エリアの規模によるが、年間30棟以下の受注規模の工務店の方が、ビジネスをしやすくなる絶好の時代である。その点は以下の2つの理由にある。

  1.ターゲットを絞り込んだ工務店運営ができる。
  2.小さな工務店の廃業が予測される。

1.ターゲットを絞り込んだ工務店運営ができる

ユーザーの思考や価値観が多様化している時代である。それぞれの個性を打ち出した工務店の時代になる。例えば、ペットを愛する家族だけの特化した住宅建築・フラットハウス専門の住宅建築などの専門の工務店があってもいい。つまり。ある程度のエリアで、専門性を掲げることで、受注は確保できる。また、大手ハウスメーカーには出来な住宅となるので、大手ハウスメーカーも専門性のない強豪も競合ではなくなる。

2.小さな工務店の廃業が予測される

これだけ価値観の多様化したユーザーに対応するには、工務店も今までの経営では、対応できなくなる。常に学んで、ユーザーのこころを惹きつける営業戦略が必要になる。また、多くの若者は、この業界の将来性のなさに、跡継ぎが工務店の経営を引き継ぐ貢献者不足から、小さな工務店の廃業が予測される。

フォーカスするのは、ユーザーの動向の変化!

敵は競合他社でも、大手ハウスメーカーでもない!であるから、ユーザーの動向を常に考える必要がある。WEBサイト制作も同じである。住宅見学会のツールなども同様に、どこまで、価値観の多様化したユーザーを自社に呼び込むのではなく、集めるかという姿勢が大切だと私は考える。

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